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セラミックスとは何ですか?

セラミックスとは、『人為的に高温での熱処理によって焼結された非金属・無機・固体・材料』を一般的に表す言葉で、ギリシャ語の『keramos(ケラモス)』に由来すると言われています。

その中でも、様々な目的の機能性を持ったセラミックスを『ニューセラミックス』、さらに高純度、高精度、高機能なものを『ファインセラミックス』と呼んでいます。

※ファインセラミックス(JISの定義)
目的の機能を十分に発現させるため、化学組成、微細組成、形状及び製造工程を精密に制御して製造したもの。
主として非金属の無機物から成るセラミックス


セラミックスの特徴は何ですか?

『セラミックス』と言っても、色々な種類があります。
ここでは最もよく使用されている『アルミナ(酸化アルミニウム)』についてお答えします。アルミナの焼結体の特徴は次の通りです。

・耐摩耗性が高く、非常に硬いが衝撃に脆い
 ⇒ 引っ掻いても傷が付きにくいが、衝撃などによって割れやすい

・耐熱性に優れるが、熱衝撃には弱い
 ⇒ 1,500℃以上でも使用可能だが、急熱や急冷には弱く、割れてしまう

・耐薬品性、耐食性に優れる
 ⇒ ほとんどのアルカリや酸などに侵されにくく、錆びたりもしない

・高剛性
 ⇒ 曲げ強度、圧縮強度が高い

・絶縁性に優れる
 ⇒ 高熱環境でも高い絶縁性を維持出来る

・熱伝導率が高い
 ⇒ 熱を効率良く伝える事が出来る


セラミックスはどこで使われていますか?

セラミックスの定義は非常に広いのですが、下記3種類に分類されます。

<オールドセラミックス>
“割れ物”と呼ばれるお茶碗や湯飲みなどの陶器がこれにあたります。

<ニューセラミックス>
オールドセラミックスに様々な特性を持たせる事で、耐熱材や各種パーツとして利用されています。
※場合により、ファインセラミックスと同義として扱われる事もあります。

<ファインセラミックス>
高純度の原料を調整・管理の元、高精度で製造されたセラミックスです。
原料によって様々な特性があり、各種製造装置や精密機械、自動車部品のほか、身近なところでは携帯電話のパーツや人工歯根、刃物などとして、幅広く使われています。


セラミックスは金属やプラスチックとはどう違いますか?

それぞれ、様々な材質や特性がありますので一概には言えませんが、総合的には次の通りです。(参考程度にご覧下さい)

          セラミックス   金属   プラスチック
<硬 さ>       高      中      低
<絶縁性>       高      低      中
<熱伝導性>      中      高      低
<耐熱性>       高      中      低
<耐物理衝撃性>    低      高      高
<耐熱衝撃性>     低      高      高
<耐摩耗性>      高      中      低
<耐薬品性>      高      低      中
<加工性>       低      高      高
<重 量>       中      重      軽


透明なセラミックはありますか?

はい。YAGセラミックス(透明セラミックス)、単結晶サファイアなどのほか、ガラスもセラミックの一種です。


『セラミック』と『セラミックス』の違いは何ですか?

違いは次の通りです。

『セラミック』・・・原料、材料

『セラミックス』・・・セラミックを使用して作られた物

ただし、最近では定義が曖昧で、どちらも同じ意味で使われる事も多くあるようです。